■先人が築いた人とモノをつないだ道
塩の道を歩こう会(同実行員会主催)が40周年を迎え、記念事業として10月11日から4日間の日程で、村の十府ヶ浦海岸付近から盛岡市にある千手院(せんじゅいん)までを歩きました。かつて行商人が牛を引き連れ、盛岡市方面に塩を運び、米などと物々交換するために使われていた塩の道。この道の一部を通りながら100キロ以上の道のりを歩き切りました。
スタート地点では、東日本大震災で流出した「塩の道起点碑」を再設置。中継地点やゴールでは、のだ塩と特産品の物々交換を行い、昔のなりわいを再現しました。ゴールの千手院は、本村の昔話「野田の撫でベコ」にゆかりのある牛の像があり、その場で昔話の紙芝居も披露され、参加者らは歴史に思いをはせながらイベントを満喫しました。
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